photo by kind courtesy of @atuktekt (*click the photo for details)

2011/09/24

REPORT: ZEITGEIST運動の長編動画”MOVING FORWARD”全視聴記録




※字幕機能を使う場合のご注意: 
「CC」ボタンを押すと地域を自動認識して日本語字幕になります。
ただし、「日本語1」はほぼ機械翻訳でほとんど意味をなしません。
オフィシャル翻訳の「日本語2」にするには、次のように操作します。

1.「CC」ボタンをワンクリックする。
2.表示される画面の右側にある赤いスライドを一番下までドラッグする。
3.「日本語 2 - オフィシャル版」をクリックする。
※ただしオフィシャル翻訳もまだまだ改善の余地があるので、現在協力を打診しています。
以上です。では、お楽しみください!



それは、4か月以上前の2011年5月7日の夜、このつぶやきで始まった。

これは、一体・・・?2時間40分もあります。でも見応えありそう・・・。 
まさかその後、2日間もかけてこの動画(↑)をじっくり視聴しながらツイートするとは思わなんだ。 リアルタイムで視聴しながらツイートしていたので本当にまとまりがない。そこで、実は、このツイートの記録はすでにトゥギャッターにまとめてあるのだが、なにしろメンションして下さった方々にブログ掲載を約束してから、はや4か月……ごめんなさい(._.)

以下は、その全記録を読み物“的”にまとめたものです。大変お待たせしました!

ただし、必ずしも序章から全てを記述したわけではなく、
あくまでつぶやきメモをブログ化したものなので、
その旨どうぞご了承のうえご笑覧ください。




『ZEITGEIST Ⅲ : MOVING FORWARD 時代の精神』視聴の全記録

視聴記録Ⅲ(第三章後半) - 資源ベース経済
視聴記録Ⅳ(最終章) - 価値体系の機能障害



2011/09/20

脱原発:9・19さよなら原発パレードに関する豪ABCの報道

(ニュース動画と記事原文



Japanese march against nuclear power


原発反対を掲げ行進する日本の人々


放送日:2011年9月19日
番組名: 豪ABC、LATELINE
キャスター:Ali Moore(アリ・ムーア)
レポーター:Mark Willacy(マーク・ウィラシー)


フクシマ原発のメルトダウンが起きてから半年。
約6万人が街に繰り出すという最大規模の反原発デモが東京で行われた。
ムーア・キャスター: フクシマ原発のメルトダウンが起きてから半年。約6万人が街に繰り出すという最大規模の反原発デモが東京で行われました。新しい首相が依然として原子力が必要であることを示唆する中で、デモに参加した人々は日本政府に対し「原発依存体制」に終止符を打つことを訴え続けました。

そしてつい先日、前首相の管氏は、メルトダウンの直後に、東京やその周辺地域から3,000万人を避難させることを検討していたことを明らかにしました。

北アジア担当特派員のマーク・ウィラシーが東京からレポートします。

ウィラシー記者: 日本の反原発デモで、警官よりもデモ参加者の数が多いというのは、きわめて珍しいことです。デモ主催者側は、5万人の参加を見込んでいましたが、実際は、実に6万人がこのデモに参加したとのこと。福島も含め日本中から参加者が集まりました。

福島在住のコグレトシカズさん: このデモは日本国民の総意を表明するものです。私たちが言いたいのは、日本に原発は必要ないということ。再生可能なエネルギーに転換すべきなのです。

ウィラシー記者: 
デモには、ファッション・デザイナーやホームレス協会、芸能人、会社員、主婦らが参加し、彼らの演説に涙する人々も多く見受けられました。

デモ参加者のキミガキケイコさん:
 福島の原発災害はすべての日本人を不安に陥れました。新しいエネルギー資源を活用して原発依存をなくさなければなりません。だから、6万人もの人々がここに集まったのです。

ウィラシー記者:
 公園の中で抗議の声をあげ、その主張を唱えたあと、デモの参加者らは東京の街に繰り出しました。その数は増え続け、彼らの行進はいくつかの区をまたがる範囲にまで膨れ上がりました。

これだけの規模のデモが起こるまでに半年の期間を要しましたが、日本の反原発ムーヴメントは遂に一定のモメンタム(勢い)を得たようです。このデモは、フクシマのメルトダウンが起きてから最大規模のものとなりました。新首相が原発の維持を示唆するなか、このムーヴメントが抱える課題は、今後いかにしてこのモメンタムを維持するかにあります。

実際、今週予定されている国連総会の場で野田佳彦新首相は、少なくとも当面の間、日本経済が引き続き原子力に依存せざるを得ない状況にあることを表明する予定です。

彼の前任者はの管直人氏は、段階的な依存解消を望んでいました。

総理の重責から解放され、災害時の首相だった管氏は当時、メルトダウンの直後、最悪のシナリオとして、東京やその周辺地域から3,000万人を避難させることを検討していたことを明らかにしました。最終的に、そういう結果にはならなかったものの、もし仮にそうなっていたら、日本は国家として機能できなくなっていただろうと、管氏は振り返ります。

しかし、何万人もの人々が声をあげて政府の政策や原発企業の方針に異を唱えることができるのであれば、日本は国家として十分に機能しているといえるのではないでしょうか。

(了)



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2011/09/10

脱原発:引責辞任した鉢呂元経産相を支持する表明

英語原文

辞任会見する鉢呂大臣

アメリカが忌まわしい日を迎えようとしているなか、自民党の石原伸晃幹事長は、9・11についてこれを「歴史の必然だった」と発言したとされている。またその父の石原慎太郎東京都知事は、3・11についてこれを日本国民への「天罰だった」と発言したことが知られている。

今日、新任の鉢呂吉雄経済産業大臣は、福島を「死の街」と形容したことについて辞表を提出し、これを受理された。現役の大臣が1回の不適切とされる発言で辞任する一方で、前述の石原親子は既成マスコミの庇護のもと、その権力を維持している。

日本の社会正義と報道倫理の深刻な現状を如実に示す出来事である。

鉢呂大臣の辞任は、決して単独で起きた出来事ではない。

福島はどのようにして「死の街」と化したのか。誰がそうさせてしまったのか。
鉢呂大臣の方針はどうだったのか。これらの単純な問いかけをするだけで、
真相が透けて見えてくる。

不適切とされる発言に対する明らかに不公平な扱いを除けば、鉢呂大臣は福島の真の実情を残酷なまでにリアルに表現したともいえる。鉢呂大臣は、情熱溢れる国士だった。彼には大臣として、福島を着実に復興し、回復させ、脱原発社会を目指すという明確な方針があった。彼には大臣として、知り得た事実があった。それは、か弱い者にとっては残酷な事実でしかなかったが、知らせる必要のある事実だった。地元福島の人々だけでなく、日本人全体が真実を知り、現実と向き合う必要があったからだ。

彼の言葉は、こうした文脈で語られたのである。

これまで、政府は人々に真実を伝えてこなかった。人々は、何も問題はないと信じ込まされてきた。この虚構を、鉢呂大臣は打ち砕いた。福島の人々を含む、多くの日本人が、鉢呂大臣はこれまで誰も口にすることすらできなかった真実を訴えたのだと捉えている。誰もがむしろ、それを恐れたからだ。

鉢呂大臣は、真実を語るという、既得権を維持したい一部の人間にとって不利益となるタブーを犯したことで、辞任に追い込まれた。既成マスコミはこの罠を仕掛けるのに大きな役割を果たした。鉢呂大臣は、この罠にいともたやすく嵌められてしまったが、少なくとも彼は私たち国民に嘘はつかなった。

私たちは、そのことを大切に思う。

先行きが不透明で、情報も錯綜するなかでは、福島はまさにいずれ、誰も住めない「不毛の地」となってしまう。鉢呂大臣は、福島という地とその地に住む人々が直面するのこの暗い、現実的な展望を率直に述べたに過ぎない。彼の人々に対する率直な言動は、仮にそれが報道陣に対する不適切とされる行動を伴ったものだったとしても、称えられることはあっても、批難されるべきものではない。

私は、福島の人々、そして日本の人々がみな、鉢呂大臣の辞意は止むを得ないこととして受け入れつつも、決して彼の過失を責め立てない良識を持つことを信じる。

A statement of support for the recently resigned Japanese Trade Minister Yoshio Hachiro


(Click here for a Japanese translated version)

As America approaches the day of infamy, LDP's Secretary General Nobuteru Ishihara reportedly commented on 9-11 as being a "historically inevitable" event. Earlier, his father and Tokyo Governor Shintaro Ishihara also commented on the 3-11 as being a "divine punishment" to the people of Japan.
Today, newly appointed Trade Minister Yoshio Hachiro tendered and was accepted his resignation for calling Fukushima a "no man's land." Meanwhile, the two Ishihara's remain in power with the protection of legacy media, while an incumbent minister resigns for a single inconsiderate remark.

This shows the gravity of the lack of social and media justice in today's Japan.

The resignation of Min. Hachiro is not an isolated case.

How did Fukushima become a "no man's land"? Who was responsible?
What did Hachiro stand for? The obvious lies in these simple questions.

Aside from the 'unequal treatment' of inappropriate statements, Hachiro depicted the true nature of Fukushima with brutal realism. Hachiro was a dedicated stateseman. He had plans to reconstruct and revive Fukushima and head for a nuclear-free energy society. He had hard knowledge as minister of the truth. A truth that was unbearablle for the weak-hearted but was necessary to be makde known. Not just the local people but the whole of Japan needed to know this truth and come to grips with the reality.

This is the context of his words.

But until now the governmentt witheld the truth from people. We were made to believe that nothing was going wrong. That was a lie he uncovered it. Many people in Japan, especially Fukushima, believe that Hachiro was delivering the truth that none other could dare. They instead feared it. Minister Hachiro was unjustifiably pressured to resign because he spoke of the truth--a taboo for those who want to maintain their businesses. The mass media took large part in staging this trap, and though he carelessly fell for it, he did not lie to his people.

That's what we value.

With all the uncertainties and misinformation, Fukushima will indeed be a "no man's land" for nobody will return to the futile land. Minister Hachiro spoke of a gleam but real prospect of the land of Fukushima and its people. His action and words shall not be criticized, but his truthfulness to his people should be commended instead, despite his alleged misconduct or carelessness to the member of the press. I believe the people of Fukushima and Japan as a whole would stand for him, while accepting his resignation but forgiving his shortcomings.