緑の党 三宅洋平 2013/7/5 某老人との伝説のリアルちゃらんけ@新宿西口
状況:
06:03辺りから、気持ちよく歌っていた三宅候補に対し、ある老人が傘を振り回して怒りを露わにする。スタッフが老人を宥めようとするが、それに気付いた三宅候補が老人に話しかけはじめる。そこから、伝説となるであろう2013/7/5の三宅候補@新宿西口前の「リアルちゃらんけ」が始まった。(以下、敬称略)
06:03辺りから、気持ちよく歌っていた三宅候補に対し、ある老人が傘を振り回して怒りを露わにする。スタッフが老人を宥めようとするが、それに気付いた三宅候補が老人に話しかけはじめる。そこから、伝説となるであろう2013/7/5の三宅候補@新宿西口前の「リアルちゃらんけ」が始まった。(以下、敬称略)
補足:
「ちゃらんけ」とは?
「ちゃらんけ」とは?
「ちゃらんけ」はアイヌの伝統で部族間の話し合いによる”戦い”のこと。「俺らこんな問題があるんだよ」「あたしらはこうしたい」とじっくり話し合うことでお互いの大変さも理解できて、前向きな妥協、発展的解決法を探し出す。参院選立候補の三宅洋平さんも重要視している。日本にチャランケ文化を~ by @midzi_midizさん
三宅
「睡眠の邪魔しちゃった?ごめんね。だけど俺、一応国から許可とってんだ。ここでライヴをやっていいことになってんだよ、今日は。」
(老人が何かを訴えているようだが演奏を続けてながら喋っているので聴き取れない)
三宅
「おっちゃん、ごめんね。寝てるとこ起こしちゃってごめんね。」
(また老人が何かを言っているがビデオでは聴き取れない)
三宅
「寝てなかった?なに?」
(ここで三宅は演奏を徐々にやめていき、ついに完全に止める。)
三宅
「マイクあげる。おじちゃんも上がって。言いたいことあるならステージの上で言お。ね、傘なんて持ってたらこわいよ。ねえ、傘は人の殴るためのものじゃないよ?」
(老人は何かを言っているがまだ聴き取れない」
三宅
「おっちゃん、マイクで言おうや。なに?」
(老人が初めてマイクを自分から受け取る)
老人
「アイヌっつうのは、どういうことよ?」
三宅
「もう一回言って?」
老人
「どういうことで・・・勝手に使ったんだ?」
三宅
「勝手に使ってないんだ。あの候補者の札があると、俺は日本国土で、20日までどこで街頭ライヴをやってもいいんだよ・・・」
(この時点では三宅には「アイヌ」が聴き取れていないらしい)
老人
「アイヌっつっただろ、こんの野郎!」
三宅
「なに?」
老人
「俺ぁ、アイヌだよ」
三宅
「アイヌだー!いいねえ、“ちゃらんけ”しようよ。俺、沖縄から来たんだよ」
(老人、突然小声になって)
老人
「ふーん。俺ぁな、北海道だけど・・・」
三宅
「北海道」
老人
「よく『沖縄ですか?』って言われるよ、最初に」
三宅
「ハハ。そうやんね。どっちも毛が濃いもんなあ。丸太に乗っかって、沖縄から北海道まで流れたから、同じ部族だなあ」
(老人、だまってしまう)
三宅
「おっちゃん、アイヌから・・・今回、緑の党、アイヌの人も一人でちょるで。島崎さん」
老人
「だからどうしたのよ」
三宅
「応援したってよ。選挙出るのむっちゃ大変やぞ。そうやってさ、おっちゃんみたいに、ヤジ入れるだけなら、俺も一杯やってきたよ」
老人
「ヤジじゃねえんだよ、この野郎!」
三宅
「失礼を承知で言うけど、文句だけならサルでも言えるんだよ、おっちゃん」
老人
「俺はサルか、この野郎!」
三宅
「俺たち全員サルだけどさー、言いたいことをわかってよ。言葉尻じゃなくて・・・」
老人
「俺ぁ人間だよ!」
三宅
「みぎ?」
老人
「人間だよ!」
三宅
「Ah いいですね-。HUMAN BEING!人間だ!俺も人間だ!国が人間くさいことやってくんねえから、俺たちが国会行こうよ!おっちゃんも一緒に、俺と一緒に、国会行こうよ!」
(老人また黙ってしまう)
三宅
「人間だよ!そうだよ!だから我慢ならねえこと一杯あるしさー、人間だからさー、うまく成形できないし、自分のこと。カッコつけらんないし。でも、もっとダサくていいと思うんだよね、俺。社会も。もっと人間くさいこと認めてほしいんだよ。だから、同じ思いだって!」
老人
「カッコなんかどうでもいいんだよ、んなもの!」
三宅
「カッコなんてどうでもいいから短パンで来てんじゃねえかよ、んの野郎※」
※これ三宅が云ってますよね?確信ないけど大事なポイントと思うんで
(一同笑い)
老人
「・・・・・格好?・・・・・カッコウ鳥が鳴くわ」
三宅
「カンコ鳥が鳴くわ?あや?」
(老人、はじめて笑って笑顔を見せる)
三宅
「お、やっと笑ってくれた!やっと笑ってくれた!」
(拍手)
老人
「オマエ、どこが出身だっけ?」
三宅
「俺ぁ、出まれはベルギー、育ちは山梨、山形、東京、いま沖縄。血は岡山」
老人
「ややこしいな!」
(一同笑い)
三宅
「そうだよー!だから“地球人”なんだよ。もうさ、民族とか言ってたら、もうキリないんだ。俺ぁ地球を守りたい!新宿の空気も、もっとよくしたい!飲める水を掘りたい!この街でも。そういうことを、国会に行って訴えたい!同じじゃね?気持ちは?」
老人
「んー?」
三宅
「ちょっとさ、ワーワーやってるからさ、気に入らない部分もあるかもしれないけどさ。百点満点はムリだよ!」
老人
「いや、あのな・・・」
三宅
「俺は、俺のやり方しかできないんだ」
老人
「俺が、なんでこうやって来たかわかってるか?オマエが“アイヌ”って言ったから、俺ぁアイヌだから。」
(三宅、苦笑しながら)
三宅
「俺は”アイヌだ”って言ってないから、たぶん”ちゃらんけ”って言葉が・・・」
(老人、再び激昂する)
老人
「俺がアイヌなんだよ!」
三宅
「I KNOW, I KNOW!だから-、俺が“アイヌ”とは言ってないんだ・・・・・」
老人
「差別してるか、この野郎!」
(ギャラリ-、思わず一斉に「差別してないよー。同じだよー。逆だよー」)
三宅
「逆じゃんかよ」
老人
「変わったのやってるんじゃねえよ、こんの野郎・・・」
三宅
「・・・え?おっちゃんさ、誤解しとらんか?俺はアイヌとかさ、沖縄の人とかさ、すげーリスペクトしてんだよ。俺の中にもすげーそういう血が入ってる気がするんだ。縄文人みたいな血。経済とか文明とか合理性だけじゃなくてさ、もっとキモチやココロで生きている人たちの。だから今の社会の中で苦労させられている人たちのさ・・・」
老人
「あのなー、“縄文人”とかいま言ったけど、同じ皆人類なんだよ!」
(ギャラリー、思わず歓声。そして三宅、喜びながら)
三宅
「間違いない!」
老人
「縄文人もクソもねえんだよ!」
三宅
「ホントだよ!だから、なんでさっきから同じことを“反対側”から言ってくるんだよ!」
(一同笑い)
老人
「同じ人間なんだよ!」
三宅
「自分が言いたいだけじゃねえかよ!ハハハ。だったらおっちゃんも立候補してや!応援するぜ?」
老人
「オマエがな、“アイヌ”っつう言葉使って・・・」
三宅
「“オマエ”じゃない。俺は“洋平”だ」
老人
「しらんわ、んなもの」
三宅
「俺、選挙に立候補しとんじゃ!そこ大事なんじゃー!“オマエ”ちゃうぞー。“オマエ”って書くやつが出てくるやんかー!」
老人
「じゃあ、それは“ヨーヘイ”・・・」
(拍手)
三宅
「うん、ありがとう!」
老人
「帰るわそんじゃ。俺、一票ぐらい入れてあげるわ」
三宅
「おっしゃー!!!」
(大きな歓声が上がる)
老人
「でも・・・でも、ムリ。俺、東京都民じゃから・・・・」
三宅
「俺は一応全国比例区だから、どこからでも入れられる。全国比例区も個人名は書けるから。“三宅洋平”って書けば、緑の党の票にもなるし、俺の票にもなるから。よろしくお願いしまーす!」
(歓声)
三宅
「一票入りました!!!」
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