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2013/07/20

(書き起こし)緑の党 三宅洋平 2013/7/11 伝説のリアルちゃらんけ@広島



三宅洋平@広島2 2013年7月11日 18:46以降のリアルちゃらんけ部分



状況:
    「前の伝説」の後18:09辺りから、大きな声で訴える正体不明おっちゃんの声が聞こえるが、カメラが遠くてよく聴き取れない。カメラはその声の元へと走っていき、そこで初めて音声がハッキリ聞こえるようになる。そのおっちゃんは三宅洋平に「アメリカを許せるわけがない」と訴えている。再び伝説となるであろう2013/7/11の三宅候補@広島での「リアルちゃらんけ」が始まった。(以下、敬称略)

補足:
    「ちゃらんけ」とは?
「ちゃらんけ」はアイヌの伝統で部族間の話し合いによる”戦い”のこと。「俺らこんな問題があるんだよ」「あたしらはこうしたい」とじっくり話し合うことでお互いの大変さも理解できて、前向きな妥協、発展的解決法を探し出す。参院選立候補の三宅洋平さんも重要視している。日本にチャランケ文化を~ by @midzi_midizさん

おっちゃん
「許せねぇ!」

(壇上のマイクの音が大きく聞き取れず)

おっちゃん
「何でアメリカと***ってんだよ!」

三宅洋平が、参加者のおっちゃんの肩に腕を回してチャランケしている様子が映る)

三宅
「それと同じようになことを日本は中国に*****以下聴き取り不能*****
おっちゃん
「俺は原爆落とされて…親父もおじいちゃんも
おばあちゃんもみんな死んでるんだ」
三宅
「みんなそんな歴史を背負ってる」
おっちゃん
「許せる訳ねぇだろ!!」
三宅
「そこをどうやって乗り越えるか。強くなろうよ」
おっちゃん
「何でアメリカは許さないんだよ。俺ぁ…」
三宅
「また戦争すんの?
おっちゃん
「負けるからしねーよ 負けるからしねーよ
だけど、許さねーよ
ただ許さねぇ それだけだよ
腹が立つから 許さねぇ」
三宅
「Okay. I Know.
そういう気分の時も分かるし、だけど…」

(テント外から声を掛けられる)

おっちゃん
「うるさー、ゆや 今、話しよんじゃ うるさー、おま…」
テント外の男性
「そんなケンカせんけぇ」
三宅
「これはケンカじゃない チャランケや」
おっちゃん
「そうじゃろ そうじゃ」
三宅
「なぁ」
おっちゃん
「そうじゃ
わしぁもうすぐ あと一か月で孫が産まれる
ほいじゃあ ほいじゃがのぉ わし思うんじゃがのぉ
おまのゆうとることは間違うてにゃあわ
ほんじゃがのぉ わし アメリカを許せとか
あの 一つ もう一つ問題があったのが
あのぉカストロがどうだとかいいよったけどのぉ
カストロどうなんじゃろ あいつ
わしゃあいつ嫌いでのぉ」
三宅
「でも…でも…聞きんさいよ
俺のこともよぉゆっとるでぇ ネット上で~」
おっちゃん
「わしが?」
三宅
「俺のことを」
周囲
「みんなが みんながゆうとる うっさんくさいゆうて」
三宅
「だから 俺がこの立場になって分かったの
カストロだろうがオバマだろうが 言いたい放題言われて
実物と全く違う情報が伝わってくる」
おっちゃん
「大体な ケネディ大統領から始まってカーターとか何だよ
何だよ あの時代 で 黒人大統領に代わって 
やっとどうなったんだ!? 何が変わってるんだ あれ」
三宅
「オバマは人形」
おっちゃん
「そう思うんなら 何で許すんだ」
三宅
「許さないでどうする?」
おっちゃん
「あんな糞外道!」
三宅
「許すのが一番 強いんよ
沖縄の人たちは日本を許した」
おっちゃん
「それで・・・エホバかおまえは?
三宅
「エホバちゃうわ」
おっちゃん
「エホバはみんな許すじゃないか」
三宅
「そういう言い方をしなさんな
気持ちは俺も一緒やって
だからゆうの!!
許せねぇって思ってっから!
許してやれよ!
そしたら勝ちなんだよ
こっちの方がつえーんだよ
おっきぃもんになりんさいよぉ 孫生まれるんじゃけぇ」
おっちゃん
「アメリカは…
俺は なんべんもゆうけど ピカ(原爆)なんだよ
ピカの息子なんだよ 孫なんだよ 俺は
“ピカ”、“ピカ”言われてから くっそぐらい
やられてきたんだよ この町でな
段原だよ そこののぉ すぐ駅前だ 広島の
電気工事やらしてもらってるけど おかげさまで
(かぶりを振って)いや許せねぇ ごめんな」
三宅
「そこをすぐ飲み込めんかっても 
今日持って帰って・・・名前は?」
おっちゃん
「ヤマサキです」(と聞こえたが、ホントはハマサキ??)
三宅
「ヤマちゃん
俺 洋平(握手)」
おっちゃん
「ここへ(名前が)書いてある(選対うちわを指さして)」
三宅
「ほんでな もう一回ゆわしてもらう
俺の言う一言一句に賛成できにゃあ
応援せんちゅうのとちゃうやろ」
おっちゃん
「洋平くんのゆっとることははっきり言って 分かるよ
はっきり言って分かるけど 納得いかんところもある
って言っとるだけじゃ」
三宅
「だから そうやって伝えてくれて
今日俺がいるから応援してくれるんじゃろ?」
おっちゃん
「そうだよ
こいつがここへ……(同行者を探す) 
まぁええわ どっか行ったわ
パソコンで色々見してもろうたわ
朝まで見してもろうた
ほんで 洋平くんのええところ 悪いところ全部
まぁ今も見してもろうた
じゃけど やっぱりカストロのことと『アメリカを許そう』
これだけはどうしても許せねぇ!!」
三宅
「あなたがそうとしか思えないように
俺もこうとしか思えないんだよね それを…」
おっちゃん
「なるほどねぇ!」
三宅
「そこを尊重してやんのが70億通りの対話な
社会なんじゃないの そうやって自分の意見と
同じ人を探したいなら 見つけてみぃや
一言一句!自分と全く違わない--」
おっちゃん
「俺は!俺は!」
三宅
「聞け」
おっちゃん
「俺の話も聞け」
三宅(自分の耳に指をさすジェスチャーで)
「今ずーっと聞いた ずーっと聞いとったけぇ なぁ」
おっちゃん
「(後ろから、おっちゃんを制して肩を引く手が)
待て待てお前、待っとけ
(三宅に向き直って)分かった 分かった 聞く聞く」
三宅(おっちゃんを制そうとする人に)
「いいんよ いいんよ 僕ら今話あっとる」
おっちゃん
「聞くよ」
三宅
「一言一句 自分の納得のいく候補者を
見つけたいんだったら 自分が出なさい!」
おっちゃん(弱気な声で)
「そんなことできるわけない」
三宅
「っていう話になっちゃうでしょ」
おっちゃん
「俺は一人でもいい 俺一人でもいいから
アメリカとカストロだけは許せねぇって言ってるだけだ」
三宅
「カストロが・・・」
おっちゃん
「誰が許したって 許さねぇ!
それだけのことだ!分かるか?」
三宅
「これで分からんかったら 日本語分からんわ」
おっちゃん
「だろ?
それだけのこった
あんたがどう思おうが 俺は反対だ
それだけのことだ」
三宅
「一生 その意見?」

三宅の背後の男性スタッフ
「誰かを許さんかったら
『許さんぞ!』『許さんぞ!』っていつまで言い続けるん?
誰かを許さんかったら 一生憎み続けるん?
韓国人に対してもそうでしょう?
じゃあ 中国人に対しても 僕らは謝罪を要求され続ける
それと一緒じゃん
アメリカにされたことを じゃあそうやって反対し続けて
で 今の自分も*****聴き取り不能 *****のことを言い続けていくん
それを声高に『わしはアメリカだけは許さんぞ』って
そんならどうなるんじゃ」
三宅
「みんなおんなじ気持ちや
俺の実家は岡山じゃけどな
親父もおふくろも総社と鹿児島の出身じゃ
広島にも親戚もおんで
みんな同じ思いを抱えてる上で・・・」
おっちゃん
「何で許すん?」
三宅
「許そうとしている!
許してない」
おっちゃん
「じゃあ 許すまぁで(許さないでいようよ、否定形の未来の意)
より あいつらを追い越してやろう」
三宅
「それが許すってことになるの?
なにで追い越すの?
音楽とか、文化の力・・・」
おっちゃん
「ワールドカップでアメリカを倒すんじゃ」
三宅
「アメリカなんかよわぁて(弱くて)敵にならんわ!
バカにすんなよ 俺はサッカー選手じゃ!!」
三宅
「俺もサッカー選手だった
インターハイで16位になった・・・
そんなことはどうでもいい・・・訳分からんくなってきた
あんた、あとねぇ」
手前のスタッフの方(?)
「お兄さんがさぁ
--分かる 一生懸命*****聴き取り不能 *****
それでもさぁ みんなもう
それぞれの立場でやるしかないからさぁ~」
おっちゃん
「俺なんかロックしか分からんただの
バカたれじいさんじゃけど」
スタッフ(?)
「洋平くん すごい疲れててさ~」
おっちゃん
「分かった分かった
邪魔して悪かった
ゆっくり休んでくれ」
三宅
「一日手伝ってくれてありがとう」
おっちゃん
「そりゃ そりゃあ・・・お前の力を信じとる」
三宅
「あの上で喋るの 1時間で
まぁ 自分の思うように言えんかったり
誤解を招いて誰かに怒られたりの連続」
おっちゃん
「ただ俺はねぇ 納得いかないことで伝えただけだ」
三宅
「だからそう
だけどさ もう一個考えてよ
大きい目的をさぁ
自分の気持ちをぶつけるだけの人が多いわ この国は
相手がそのときどういう状況におって
その言葉で勇気を得られるのか?
(声を荒げながら)
今の言い方で俺が元気になるのか!?(怒鳴り声)」
スタッフ
「そんな言うなよ 洋平」
三宅
「怒ってるから怒っとるんや!」
おっちゃん
「ええわ ええわ!
言ってみればいいよ」
三宅
「でしょ?
そういう言い方されたらカッカッするじゃろぉ
だから 俺らそこの感情のコントロールが---」
(三宅が声を荒げたのでスタッフが止めに入った?)
おっちゃん
「(スタッフに向かって)だって握手してるんだから 大丈夫だよ」
三宅
「そりゃ大丈夫 (カメラに向かって)
非常に高度なチャランケをしとるわけですよ 今
じゃけ そこ学んで 子供らもそれを見てどう思うんよ
なんかせっかくいい空気になったのを
何か洋平くん誰かに絡まれとんぜ って」
おっちゃん
「からんでねーよ」
三宅
「傍から見たらやっちゅーねん!
そういうのを俺が言ってる話し合いのテクニックって
(おっちゃんがテントの外に向いたので)
・・・聞いて聞いて・・・
話し合いのテクニック
そういうのを今俺たち勉強してるんだと思うんだよね
でっかいハートでいこうよ」
(カメラ前で別の人の会話)
(おっちゃんがテント外から腕を引っ張られたよう
それを三宅が引き止める)
(三宅は他のスタッフと労をねぎらい合う)
おっちゃん
「(テント外の人に)ケンカなんかしょーらんぞ
話し合いをしょーるんじゃ」
三宅
「ヤマちゃん 今日はここらへんでありがとうね」
おっちゃん
「いや とんでもないです」
三宅
「俺に伝えてくれてありがとう」
おっちゃん
「いや そういうことじゃろう」
三宅
「俺も広島でそういうこと言うときは もう一歩考える」
(おっちゃんが三宅に耳打ち。何やら、内緒話)
三宅
「ほいだら 今度 沖縄に遊びにおいで」
おっちゃん
「色んなイメージがあるけぇね」
三宅
「イメージだけちゃう
沖縄に巡礼の旅においで
俺んち泊まればいい
俺んちはねぇ 鍵かかってないんだ 今も
いつでも泊まれるからな
ありがとうね」
おっちゃん
「OK」
三宅
「思いを伝えてくれて」
おっちゃん
「ありがとう」
三宅
「じぃちゃんの代からの思いが全部来たわ」
おっちゃん
「ありがとう」
三宅
「キャッチしたよ」
おっちゃん
「ありがとう
ハマムラジュンイチといいます」
(一同、笑い声)
三宅
「ありがとう」
(おっちゃん、一旦、退場)


43:32(おっちゃん再登場)
おっちゃん
「最後に一言言う」
三宅
「(他の人と写真撮影の為)待って~」
おっちゃん
「最後に一言言っとくけど お前の意見はよく分かる
ただ アメリカのことは絶対に俺個人が許せねぇ!」
三宅
「(笑顔でうなづく)」
おっちゃん
「お前は許せ 勝手に許せ
俺だけは許さねぇ 俺だけは許さねぇ」
三宅
「OK」

45:54(おっちゃん、またまた登場)

おっちゃん
「友情の証だ ガムをくれ 友情の証だ ガムをくれ」
三宅
「(爆笑)」
おっちゃん
「俺はちょっと意見が違うんじゃけど ガムをくれ
(他の人が三宅と一緒に写真を撮っているのを見て)
わしも洋平くんと一緒に撮るわ
(おっちゃん、カメラ係りになって)
洋平くん こっち向いて
いくよ ハイチーズ」

47:19
おっちゃん、三宅と写真撮影。
周囲
「写真撮るんかい(笑)」
おっちゃん
「そりゃそうさ」
周囲
「あんだけ怒って写真撮るんか(笑)」
おっちゃん
「言うとることは違うけど 仲間だよな」
三宅
「間違いない」
おっちゃん
「あの あの あんたの意見も賛同する部分は ある!
でも 間違ってることは間違ってると言わしてもらう
それだけのことだ」
三宅
「間違ってない! 違うだけ」
おっちゃん
「間違ってるんだ そこは!」
三宅
「俺は間違ってない」
おっちゃん
「間違ってる!!」
三宅
「あんたも間違ってない
誰も間違ってない
それぞれの“意見”があるだけ
ヘビメタが好きだ クラシックが好きなやつが
「間違ってる」言い出したらキリないやろ
各々の人生があって 今の“意見”がある
尊重し合わにゃ それだけや
それを尊重せんのだけが…」
おっちゃん
「何でアメリカみたいなヤツの何を尊重する必要がある!?」
三宅
「『アメリカ』って誰? 誰?」
おっちゃん
「アメリカ人だ!!
あの空軍とか B29のやつらだ!」
三宅
「俺んちの付近にもよぉおるわ」
おっちゃん
「あの外道に何で頭下げなきゃいけないんだ!?」
三宅
「って 中国人にも日本人は言われてる
せつなくねぇ? そんなの・・・
もう俺らでやめようや その連鎖」
おっちゃん
「俺は昭和の43年生まれだ
だからそういう根性が育ってきてるんだ」
三宅
「時代のせいにすんなよ」
男性
「時代のせい 時代とか言うけどな
ここのこの町で この町でこの時代に生きてきたんだよ!
だからどうしてもガキの頃から そういう風になってきてるんだ
そういう洗脳されて生きてきてるんだよ 俺達は」
スタッフ(?)
「なってないですよ」
(おっちゃんの知り合いらしき男性が来て、
おっちゃん連れ去られる)

52:55
おっちゃん、また三宅と写真撮影。
サングラスを三宅に貸したりして、仲良く記念撮影。

ケンカするほど仲がいいってネ(笑)




Produced by NTU
書き起こし by Eri
監修 by Taka


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