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2013/07/20

(書き起こし)緑の党 三宅洋平 2013/7/7選挙フェス@川崎での挨拶



三宅洋平(選挙フェス@川崎)2013/07/07



三宅「ここは神奈川」

女性「あー ここ神奈川だ ごめん
東京に友達とか親戚とかいる人 いるよね いっぱいいるはず」

三宅「ありがとう ヤーマン」

ヤーマン!
こんにちは 三宅洋平です
えー 100日間 資金集めにツアーし続けて
ほんで まぁちょっと 事前にぼくも
ツイッターで予告はしたんですけど
どっかで自分の喉は
まぁ 歌のクオリティが保てなくなるだろうな
と思ってたんですけど
まぁ 案の定 昨日までの6ステージぐらいで
出し切った感じで えー 今日からちょっと演説中心で
歌は 音楽は 仲間がいくらでもいるんで 彼らで作ってもらって
自分はあと2週間 しっかり 自分の主張をしていこうかなと
まぁ 調子がいいときは歌いますけど
まぁ 一応 こいつは控えてるんですけどね
元々 おまえの声 枯れとぉやん て ハハ(笑)

で あの
どっから話そうかな 話したいことは山盛りなんですけど

今日思ったことは
まぁ ぼくがどうして100日間 資金集めに
全国を奔走しなければならなかったかというと
供託金が 比例区で出るには600万円必要なんですね
で この600万円ていうのは 
あの 選挙始まったら 塩漬けです
預けるだけです
なんで ぼくらは資金として使えないんです
で この600万円ていうお金を --普通に 
みなさん そうですけど
集めろって言われたら まぁ 貯金がある人 
少ないと思うんですよ
「600万円 今すぐ出せます」って人は ていうことは
選挙制度っていうのは 600万円 
ポンっと出せる人だけが立候補できるように 
いま日本はなってるんですね
で これを「貴族政治」といいます 「貴族議会」といいます
ま そもそも参議院ていうのは貴族院だったんで
ま 要するに 明治時代のあの華族--
貴族しか立候補できない
貴族しか出れない まぁ おまけに男しか出れない
そういう制度の ま 名残なんですね
で そういうものを よく その 選挙に出るにあたって
「これは違反だから」
「あれは違反だから」
って みんな 仲間たちも気にするんですけど
ぼくは人間のタイプとして ルールは変えるものだと思う
ルールがそういう風に決まってると 
「そうなってるからそれはやめよう」と言って
どんどん自粛していってしまうのが 一般市民なんですけど

でも “ファシズム”っていう言葉ありますよね
独裁政治を生み出す“ファシズム”
“ファシズム”って何かっていうと “自粛”なんです
自粛の嵐が起きるんです
言ってはならないこと
やってはならないこと
行ってはならない場所
それは じゃあ ナチスのような国家が
押し付けるようなものなのかというと
実は 歴史を振り返ると 特に日本では 
“ファシズム”っていうのは国民の側から起きるんです 
勝手に人々が自粛し始めるんです

今日の食い扶持がもらえなくなるから とか
家族が なんか 怖い人に襲われるかもしれないから
とかっていう見えない不安を散らばしておけば
勝手に自粛してくれるっていうのを 
よく知ってるんですね 権力の人たち
だから ぼくたちは 今 恐れずに 勇気を出して

「いや そんなこと 俺やってみたけど ほら 殺されてないよ」

“R水素”のことを言ったら殺されるっていうのは
業界では長いこと蔓延してた話なんですけれども 
ぼくは言います “R水素”は ぼくもまだ いま 
勉強を始めたとこなんですね
これは多分 エネルギー革命のキーワードです 
で ぼくも勉強始めたところです 
風力でもない 水力でもない
“R水素”こそがもしかして 答えなんじゃないかな~ 
と思ってるんです
だから その答えを候補者や政治家に じゃ
「そりゃ何なんだ」
「やって見せろ」
「ほら出来ないじゃないか」じゃなくて
今日ぼくは“R水素”について 深く語れません
これから帰って調べます
みなさんも帰って“R水素”について調べて
家族 友達 ネット上にこの話を溢れ返させてください
恐れる必要はないと思うんです
ぼくが一番恐れるのは 
みんなが色んなことを恐れて 口を噤ぐことなんです
それが民主主義の根幹を壊すんです

好きに 自由に 発言してもよい
自由に発言した次の日の自由も保証されている
それが ぼくは 平和で自由な社会だと思うんです

一見 そうだけど 今の日本はそうじゃないんです
それは誰のせいなんでしょうか?
おかみのせいなんでしょうか?
違います 勝手に自粛してるのは ぼくたちです
選挙に出るのは怖いことじゃありません
ぼくはまず それを証明したいんです
それから 供託金の問題なんですけど
ぼくが今こうやって選挙活動している中で
やっぱり この供託金ていうのは すごく不条理だな 
と思うんです 世界で見れば アメリカで国政に打って出るのに 
供託金 要りません フランスやドイツでも 要らないとか
10万円レベルです 先進国だけじゃありません
600万円なんていうお金を立候補するのに要求する もう 
こんな幼稚な国は日本しかありません
それをずっと黙ってたのが ぼく達なんです
だから ぼくは一回600万円納めて 
そのルールを変えに行きます
ぼくが今 国会に行って 最初に言いたいことは
供託金制度を廃止することです
誰もが自分の主張のために 
仲間と一緒に 選挙に出れる国にしたいです

この国には 民主主義は ありません
これは民主主義ではありません
そして 黙ってきたぼくたちも
民主主義ではありませんでした

だから このタイミングでぼくや山本太郎が突破口を作ります
だから どうか一回 国会へぼく達を送り込んで欲しいんです

Produced by NTU
書き起こし by Eri
監修 by Taka


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