- Click the title for the original article and translation by Max
日本在住米国人歴史家Max-小林氏が独自提言:
すべての在日米軍兵士に他者を尊重する
感受性トレーニングを実施するべし
日米関係の現在の膠着状態を打破するとっかかりとなるアイディアを思いついたかもしれない。まず第一の問題は、在沖米海兵隊の基地移転問題にあるわけだが、日本のどの自治体も、海兵隊基地に来て欲しいとは思っていない。前の記事にも書いたように、それは在日米軍兵士たちの地元での態度が大きな問題となっているからだ。
そこで、全在日米軍兵士に対し、日本に特化した感受性トレーニングを実施する、というのはどうだろう。
実は、アメリカ本国では、こうしたトレーニングを米軍全体に対してすでに実施している。兵士は、アメリカ国内における人種差別問題や性差別問題について、基礎を叩き込まれる。
イラクでも、こうした感受性トレーニングはすでに行われている。
だから日本でも、基本的な日本語や、日本でどのように振る舞えばいいかを教えるコースが必要ではないだろうか。
ただし、ここでひと工夫を付け加える。
コース設計を、各米軍基地に近い大学の教授らに任せてみるのだ。
本件を通じて、アメリカがいかに傲慢であるかが、さらけ出されようとしている。いまこそ、アメリカ側から日本に対して、協力の意思を示すべきではないか。たとえば、駐留するには部隊の七割がこのコースに合格できなければならないという基準を設け、コースに合格するまでは、その部隊は他の部隊と交替させられ、日本に派遣できないようにする、というような形で。
アメリカ側がそのような努力を行ったら、現状の膠着状態を脱し、日米関係を改善する一助になるかもしれないと思うのだが、どうだろうか。
Original Text by MAX VON SCHULER-小林
Translated with permission by Etranger
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