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2012/02/11

普天間返還:ステフェン・ハーナー氏のフォーブス誌ブログへの寄稿記事の抜粋訳

"What about Futenma? In truth, in the changing strategic context described above, this base can no longer be justified. It does not fit into Japan’s or the U.S.‘s changing strategic visions. To date, neither side has wanted to be the first to admit this reality. The departure of the Marines is action speaks more eloquently to this effect than words."
では、普天間についてはどうか。事実、上述したような変化する戦略的コンテクストでいえば、基地の存在はもはや正当化できない。日米いずれの戦略的ビジョンの変化にもフィットしない。今日に至るまで、いずれもこの現実を認めようとしなかった。海兵隊を撤退させるこの行動こそ、言葉以上に雄弁だといえよう。

著者紹介:ステフェン・ハーナー氏は80~90年代の日本の東京、大阪、名古屋に12年間以上滞在したことのある元外交官で実業家。過去国務省に勤めた経験を持ち、その後シティバンク、メリルリンチと大手銀行を渡り歩く。現在は中国を拠点に香港と上海に支店を持つS.Mハーナー社の経営者兼フォーブス誌寄稿ブロガー。

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