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台風26号上陸前後に「鼻血が止まらない」と呟いた人たち
台風の上陸前後の間, 「鼻血が止まらない」と訴える人は(感覚的に)増えていっているように感じます。このまとめにある以下の検索キーワードでTLを検索してみるとわかります。
■検索キーワード:鼻血止まらない OR 鼻血が止まらない OR 鼻血とまらない OR 鼻血がとまらない OR 鼻血止まんない OR 鼻血とまんない OR 鼻血が止まんない OR 鼻血がとまんない OR 鼻血が止まらん OR 鼻血がとまらん OR 鼻血止まらん OR 鼻血とまらん OR 鼻血がとまらーん OR 鼻血が止まらーん OR 鼻血とまらーん
そこで,さらに1日遡ってみました。10/16午前0時の段階で24時間で359人いたことが確認されました。これは,これまでの統計では最大だった9/29(火)の364名に次ぐ人数です。また,10/18午前0時の段階では212人が確認され,台風通過後,確実に減少傾向にあることがわかります。まるで台風が何かを吹き飛ばしたかのような減少ぶりです。
- 台風26号上陸前後の鼻血が止まらない人たち(2013年10月15日|359名)
- 台風26号上陸前後の鼻血が止まらない人たち(2013年10月16日|217名)
- 台風26号上陸前後の鼻血が止まらない人たち(2013年10月17日|212名)
“感覚”が正しいことは証明できる
私の“感覚”が正しかったことが数値的に証明されました。
“感覚”から始まることでも,具体的な証拠を集めれば,それが理論だとか,たいそうなものでなくても,こうして立証できるものなんですね。勿論,私の“感覚”はこれまでの統計をとってきた経験に裏打ちされていますが。
小さなお子様を抱えるお母様の方々。あなた方にその“力”があります。
あなた方には,普通の人間にはない「母親」としての“直感”や子を思う「母」としての強い“念”があります。これは,「根拠がない。証拠がない」と,一蹴できるものではなく,またしてはならないものです。要は,その直感や念を補完するものがあれば足りるのです。
「母親」という存在を,その訴えを,ないがしろにしたり,軽視したりする社会は,健全な社会とはいえません。鼻血や鼻血以外の症状について,母として心配に思う。不安に思う。過去の発症の記憶を自分の中で辿る。この記憶は,どんな医療記録よりも確かでしょう。それが母の“念”です。
10代の子どもの母親が最大の当事者
まだまだ少ない結果ではありますが,このアンケートでは,約80人の回答者のうち実に48%が10代の子どもの母親でした。中には園児(15%)も,乳児(3%)もいます。一番多いのが小学生(31%)です。
つまり母親たちはこの問題の最大の当事者なのです。
2013/10/16時点のアンケートⅠの結果(回答数=81人)
10代未満~10代まで合わせると全体の48%
全体では学生が30%と一番多い
学級の中では小学生以下が一番多く68%に及ぶ
このアンケートを始めるまで,最近急増した鼻血や鼻血以外の症状の最大の当事者が誰なのかは,把握しようがありませんでした。しかし,具体的な項目で作成することで,少ない集計人数の中でもその存在が浮き彫りになってきたのです。
「このアンケートに,もっと力を持たせたい」――それが私の願いです。
このアンケートは,暗中模索で始まりました。問題の当事者が誰かもわからず,苦しんでいる全ての人に手を差し伸べたいと思って進めてきました。まだまだ,ツイッター上では359名もの人々が1日で「鼻血が止まらない」ことを訴えています。その実態は,まだ見えてきません。
しかし,このアンケートを実施したことで,全国の10代の子どもの母親達の「声なき声」を拾い上げることで,彼女たちこそ,もっとも救いを求めているのだということがわかりました。その彼女たちにとって,子どもたちを守る盾となり武器となり得るのが,このアンケートです。とくに,『アンケートⅡ』(試験版)です。
- 基本情報を収集するアンケートⅠ
- 治療と経過情報を収集するアンケートⅡ(※但し「試験版」)
「アンケートⅡ」は,基本情報のみを収集する「Ⅰ」を補完するもので,過去と現在の発症と治療のデータを集積することを目的としています。その用途は,この問題の最大の当事者である全国の母親たちの記憶の補完です。
法律上,医療記憶(カルテ)の保管期間は最長で5年となっています。だから,「アンケートⅡ」では,過去5年間に渡る子どもの症状や当時の処置などの記憶を遡ってもらい,記憶があやふやな場合は医療記録の請求や診断書を参照することを勧めています。アンケートに回答することで,このデータが整理された形でスプレッドシートに自動的に記入されます。これを活用するのです。
この問題の当事者たちに訴える力を!
もちろん,当初からこのアンケートは母親のみにターゲティングされている訳ではありません。医療機関を訪ねる全ての人に,記憶を補完することで「訴える力」(訴求力)を与えることを目的としています。鼻血と鼻血以外の症状に苦しむすべての人が,適切な検査・診断・処置を受けられるように。
※2013.10.19追記 【全国鼻血実態調査アンケートの普及にご協力頂いている方にお願い】
しかし,まだまだ,このアンケートは母数が足りません。どんなに匿名性を厳守する仕組みを作っても,やはりいまの日本社会は素直に不安や懸念を表明できる社会ではありません。しかし,そんな状況をなんとか打破したい。「声なき声」を挙げようとしている人たちに,力を与えたいのです。
どうか,このアンケートの趣旨に賛同頂ける方,一人でも多くの「声なき声」を挙げている人たちに力を与えるために,同胞に力を貸すために,私のプロフィールにあるアンケートをあらゆる手段で広めてください。ツイッターやFacebookに限らず,メーリングリストでも,手作りの新聞でも構いません。これをご友人に,知人に,ご家族の方に,大切な人に,より多くのに人に報せてあげてください。
どうぞよろしくお願いいたします。m(__)m
2013年10月18日
日本全国鼻血実態調査発起人
日本全国鼻血実態調査発起人
勝見貴弘(かつみ)
※2013.10.19追記 【全国鼻血実態調査アンケートの普及にご協力頂いている方にお願い】
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