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2013/07/28

(書き起こし)緑の党 三宅洋平 2013/7/18選挙フェス@大宮3/3


三宅洋平(選挙フェス@大宮3/3)2013/07/18






人生ってのは皆 山あり谷あり
善も悪も 闇も光も 自分の中に抱えてんだよ!
何も日本に来た人たちが全員 
被害者である必要もないと思うんだ!
時代の波の中で 「あっちの方が儲かって 
楽できるかもしんねぇ」って

日本に渡ってきた その人生だって 俺は肯定したい
どんなに悪いやつの人生だって 
その人生のエンドロールは美しいんだよ!
一人の人間が生き切った ってゆう物語は!

それでその一人の人間の物語ってゆう話で 
俺が言いたいことはさ
甲状腺がんになった福島の子どもが 何
万人いれば 皆同情するのか?って
じゃあ たったの20何人なんですか?って
俺 名古屋で 避難した親子が 
挨拶に来てくれたんだ 4日前
お母さんも子どもも やつれきってた
「この子 甲状腺がんなんです」って
中一ぐらいの男の子
「頑張ってください」

もう一人で充分なんだよ!

一人の子の悲劇は 百万人の悲劇と同等なんだよ!

なんでそれが今の日本の政治にはわからないんだろうね!
見てないんだよ 俺たちのこと
誰が可哀想か?って
それが見えてないことが可哀想だね 俺は
だからね 教えに行きたいよ
「もうこうゆう考えのこうゆう愛に溢れた文化とセンスに
従って生きてる人たち こんだけいます
皆 あなたのこと応援したいんで 
仲間に入れてくれませんか?」って

俺はだから 国会に行きたい
15日間 喋って歌い続けても まだこんだけ声が出るね
国会の会期150日間 俺はでかい声で 声通し続けるよ

そしてね 今までの反原発とか 反戦争みたいに
俺もやってきたことなんだ

想いをぶつけちゃってたんだよね 石みたいに
「ふざけるな!」っつって

だけど今度は 自分が立候補してみたらね
全部の立候補者に頭が下がるんだ
選挙って マジで大変
心身共に限界に追い込まれるんだね
ま だから ハマっちゃうんだけど(笑)

俺はだから ワタミの社長の渡邉美樹さんともガッチリ握手した

「いやあ 大変ですね ご苦労様です」

あったかかったぜ あの人の手
で ちっさい声で云ったよ

「私も 本当は 原発反対なんです」

ちっさい声で ここだけの話ね
云ってましたよ
Ustream観てる皆さん 全世界の皆さん
ここだけ話 云ってましたよ

(フォー!イェー!)

原発に反対してる人は 自民党の中にもいっぱいいます
十把一絡げに全員討つような真似するのはやめて

“どう云ったら伝わるかな?”って

あとはさ 言いたいことが云えなくなっちゃってんだよ
借金して首が回んないのも 
カネがありすぎて首が回んないのも 同じ

何万人ってゆう人を 自分が・・・支持者がね 従えて
もう彼らの色んな声 生活を支えてて 抱えてて

「今更 反対とか云えねえよ!」

ってゆう状況でもう ガチガチなんだよ
安倍さんとか・・・

(そうだ 彼らも苦しんでる!)

だから 俺たち 特にバブル以降の世代は
金も富も廻ってこなかったからさ

見つけちゃったんだよね!

お金がなくても 幸せになる方法 
いっぱい見つけちゃったんだ!

(イェー!)

見えない富で ジャラジャラだぜ?! 俺!

見える?

ジャッラジャラ!

組織もない 金もない!

だけど こんなマツリゴトができてんだぜ?!

(イェー!)

世界一幸せだよ

その方法を教えに行きたいんだ

「安倍さん 俺と仲良くしようよ」って
「俺んちの近くの 沖縄の今帰仁(なきじん)の海に
絶対 お金じゃ買えない 最高の浜があるから
プライスレスな日曜日 一緒に過ごしませんか?」って

ビール2本持って ぶらっと行きたいね オリオン

「安倍さあん 見てこれ 海キレイやっさあ
守りましょうねえ この海い
珊瑚が今95%死滅してるやっさあ
安倍さん 日本の国力で 
全力でどうにかしましょうよ!」って

それで 伝わらなかったら
また考えるよ

まず 俺たちは俺たちの愛を行使しようよ!

絶対に争わないね!

その代わり 『話し合う』

イロコイ連邦の話を 俺は各地でしてきた
『民主主義』の話をするね

俺に許された時間 あと10分
そして あと2日

かつて ヨーロッパが血で血を争った頃に
100年戦争とか やってた頃
カントっていう哲学者が

「平和とゆうのは 自然状態ではなくて
人間が“create”しなきゃいけないもの ”構築物”だ」

って云った

100年も戦争が終わんなかったら そうだよね
人口の3分の2とかが死んじゃって

そうゆう血で血を争う時代に
イギリスでも清教徒ってゆう
ピュリタン――新しいキリスト教の宗派が生まれたときに
弾圧されきったんだ

今はまだいいね
ギロチンにかかんないから
俺たち その時代のピューリタンと 
ちょっと似てるかもしれない

彼らはイギリスに居場所がなくなっちゃった

「どうも コロンブスってゆうやつらが
あっちの方にすごい新大陸を見つけたらしい」
「じゃあ 命懸けで渡って 自分たちの国を創ろう!」

アメリカに渡ったんだ

そしたらそこには
ネイティヴアメリカン インディアンがいた

まるで彼らは インディアンを蹂躙してぶち殺した
ってゆう歴史のように語られてるけど
それは後のことなんだ

まず始めに 想像してごらん

“想像してごらん”

ジョン・レノンが降りてきたね(笑)

とるものも 取り敢えず出てきた
命からがら 辿り着いた
船の中で 疫病も流行った
皆弱ってる
さあ 辿り着いた

食い物もない 作り方もわからない

そこへ ネイティヴたちが現れて

とうもろこしの作り方 家の建て方
季節の巡り 動物の獲り方

すべて教わったんだよね ヨーロッパ人たちが

で 彼らが何より驚愕したのが
血で血を洗う BLOODYな欧州を出てきて
辿り着いた場所には
小さな部族たちが 非常に高度な話し合いの
技術を駆使して なるべく争わない 
平和な社会を築いてたんだ

イエズス会の会士たちは それを会報に書いて
握りしめて 船に乗って
また命懸けでヨーロッパへ帰って
民衆に伝えたんだよ それを
王様たちにも伝えたんだ

「こんなやり方があるよ」
「もう こんなヨーロッパ終わりにしないか?」

これが『民主主義』の始まりだったんだよね
“話し合い方”を学んだの ヨーロッパの人たちが

そこから 彼らの反省を生かして
『民主主義』ってのが生まれたんだけど
戦乱に次ぐ戦乱の中で 
彼らが学問として“交渉術”ってゆうのを
編み出したんだよね

”交渉術”ってゆうのはもう 一つの”学問”

大前提が一個あるんだ

『絶対に相手を殺さない』


一人殺した瞬間から 戦争が始まるんだ

ベトナム戦争も一緒
アメリカのタグボートが沈められた

「何ぃっ!?」

ってゆって 全国民も

「じゃあ いいや」

ってゆって 戦争になった

戦争が始まってから 1年か2年経って
アメリカの国防省が 突如発表した

「あのタグボートの事件は 実はありませんでした」
「デマでした」

だけどもう お互いに人を殺し合う連鎖が 始まってしまった
戦争は終わらないんだよね そうすると

一人でも殺したら 戦争が始まるんだ

だから ”交渉術”

『民主主義』の根幹は

『絶対に相手を殺さない』


ってゆうこと


そこの 一個のルールさえ守れば
言葉を使って 極限まで話し合っていいわけ
情熱と言葉の粋を尽くして “言葉の殺し合い”
をしてもいいわけ

それをやるとどうなるかってゆうと
相手のことが 重々理解できちゃう

自分のことも よおーく伝わっちゃう

『愛』が生まれちゃうんだよ

2年でも3年でも話し合ってると
好きになっちゃうんだね

俺 原発推進の人と 事故前にワァワァやりあったときも
Twitterで ガァーやりあって
ふとしたときに その人が
自分の子どもについて書いてるの読んだときに

「一緒やん・・・」

好きになっちゃったんだよね

したら 彼が何でこんなに必死なのかが理解できたんだ
それがないと 話し合いになんないんだよね

国会をそうゆう場所に戻したいんだ

俺が今回掲げてる『チャランケ』ってゆうのは
アイヌの言葉でそうゆう意味なの

で それを云ってたら
OKI DUB AINUのOKIさんに ちょっと叱られて

「ヨーヘイ チャランケって
めーちゃくちゃ物騒な言葉だから・・・気をつけて使えよ」

『ウコイタク』ってのもあんだって

膝を詰めて

「お父さん 今日までは自民党に入れてたかもしれないけど
私 三宅洋平に入れる」

「何ぃ!?」

「いやでも お父さん 原発についてどう思う?
最終処理の技術も確立されてない
地層1000mに埋めてるって云ってるけど
地層1000mには ガスも ガソリンも 油も 水も湧き出てる
“絶対に安全”じゃないんだよね」って

戦争を世界からなくすには 実は方法があるんだよね
話し合い尽くして欲しいんだよね

この2日と あと数時間

で イロコイ連邦の話し合いってのはね・・・

あと何分ありますか?
あと4分

イロコイ連邦の話し合いってゆうのは
今日本では 上院と下院・・・じゃねえや 
衆議院と参議院の二院制を
一個にしようってゆう議論も出てる 無駄だから
議員の数も減らそう 無駄だから

だけど イロコイ連邦は5部族が血で血を争ってたんだけど
5個の部族を2個・・・3個に分けて AとBが議論し尽くすんだ
で Cの人たちは それをずっと審判する
話が脱線したり Emotionalになりすぎたら 戻す
で 最後の話し合いの目的を 常に思い出させる

「この話し合いは あなたたちの“和”をとるためにあるんですよ」
「お互いが 納得できる答えまで いきましょうね」

話し合いには ルールがある


  • 相手の話は 最後まで黙って聞く
  • 弁者は 話し合ったあと 一定の呼吸をおいてから 
  • 自分の弁論を振り返って 修正する時間を与えられる
  • そして、話し合いは 日が暮れたら 必ず終えること


「別れ話を夜にするな」ってのは 
俺も母ちゃんに云われたんだけど
そいで 夜になったら 喧々諤々話し合った同士で 
宴が始まるんだよね

それを ずーっと和がとれるまで繰り返す

和がとれたら 次の部族に持っていく

同じことを繰り返す

和がとれなかったら 元に戻す

それを 1 2 3 4 と繰り返して
最後5番目の“政府”って云われてる部族に 
話が持っていかれると
政府は 提案はできないんだ

それを “受け入れる”か “受け入れない”か

受け入れなかったら 1から戻る
それを延々繰り返すんだよね
とても高度な話し合いの技術 態度を持ってる

俺はもう一回 日本の民主主義と
話し合いの技術を 見つめ直したい
国会ももう一度 見つめ直したい

その始まりは “お茶の間”です

皆さんが 友達 家族 父や母と
口を噤まずに 
ちゃんと話し合う文化 風土を
日本に作るかどうかに かかってんですよ

俺 平和って そこからだと思うの

これが 『平和のつくり方』ね

YAHMAN!

あと1分か・・・ちくしょう
今日 なんか前半 感極まっちゃって
なんか・・・あんまり饒舌に喋れなかったから
いっぱい伝えられてないなあ
あと何云おう ヤバイヤバイヤバイヤバイ・・・

(笑)

あと1分だ
1秒でも過ぎたら 俺 違反っつって 怒られちゃうんだよね
そうだな・・・何を伝えとこうかなあ 最後・・・

・・・うん 無理に喋るのやめよう

(拍手)

この選挙で すべてが終わるわけじゃないですからね

だから今回 ラインが見えてきたんだ

選挙で 票を“積む”ってゆうんだよ

“積んで”欲しい!

俺一人じゃ できないんだ
メディアも カネも 組織も 味方じゃないんだ

皆が 口から口へ 手から手へ
想いと情報 伝える
三宅洋平の誤解を解く
俺の本質を語る
伝える
自分の本質も語る
伝える

語れっ!

語れっ!

語れっ!

語れっ!

語れっ!!

語り続けるんだよっ!!!

そんで この『今』ってゆう時間に チャンスを欲しい!

その『今』を 連綿と紡ぐの ずっと!

7代先 10代先 1000年先まで
もう俺たちは 争いを卒業しまっす!

今日から始まったんだ!!

YAHMAN!

全国比例区 三宅洋平!
東京の人は 山本太郎!
吉良よし子もいいぞ!

よろしくお願いしまっす!
ありがとうっ!!


Produced by NTU
書き起こし by Dai
監修 by Taka

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